これこそ異文化交流!! 日本人客室乗務員がカルチャーショックを受ける10の出来事。
自分が育った環境から離れて、さまざまな違いを自分のフィルターを通してみる世界は驚きの連続! 何も起きないフライトが無いと言い切れるくらい!いつもなにかが起こるからハラハラ、ドキドキさせられるクルーライフ。
私が実際に経験したカルチャーショックを紹介していきます。
1 裸足
裸足で機内を歩き回る◯◯◯人。
機内の中がどれほど汚いのか想像できるでしょか? 特に床‼食べ物をこぼすのはもちろん当たり前~飛行機酔いして嘔吐してしまう乗客も結構いる...それに靴の裏ってトイレに行ったりするからそれで踏まれる床は本当に汚いんですよ。
そこを平然と裸足で歩き回り、トイレでさえも裸足で入る乗客は本当に強者。当然足の裏は真っ黒になるお決まりコースです‼
2 匂い
体臭、口臭の酷い◯◯◯人。
日本では嗅いだ事のない匂いが世界にはたくさんあるという事を知りました。
何日お風呂に入っていなかったんだろ...体から漂う鼻をつく汗の匂い、靴を脱いで機内に溢れ出す酸っぱい悪臭、ひどい口臭で自分の嗅覚がおかしくなって頭痛がする。これも仕事のうちと自分に言い聞かせてみる...
3 ドレスコード
Traditionを垣間見る。
海外にでて数えきれない程の民族衣装や装い方を見てきました。それらは国、地域、文化、宗教や習慣を反映していて、異文化を知る1つの切り口なんだと感じます。 例えば、インドの一枚に布を巻いて着るサリー、アラブ人女性の頭からつま先まで覆い隠すアバヤ、イスラム女性のヒジャブ、東南アジアの男性が着るサロンやヒッピースタイル。
4 味覚
飲み物に砂糖を大量使いする◯◯◯人。
老若男女関係なく砂糖大好きなある乗客達。コーヒー/紅茶サービスの際1人平均3本以上の砂糖は当たり前、大量にたんまり取っていきます。ここまでくると、彼らはコーヒーや紅茶フレイバーの砂糖を味わいたいのでしょうね。
5 荷物
荷物の取り扱いを私たちにさせる◯◯◯人。
荷物の収納から取り出しまで、客室乗務員に頼む乗客。以外に私たちより背格好がしっかりしていて、身なりもきちんとしている男性に多かったりします。お国柄?それとも?人間として対等に見られていない気がするのは不快でならなりません。
6 歯磨き
便利さを追求した歯磨き術。
席で歯ブラシセットをおもむろに取り出し、歯磨きを始める乗客。ペットボトルの水で口の中をすすぎ全部飲むその光景。なんだか気分が悪い...
7 オムツ
母達の間違った折り畳みテーブル使用方法。
特に使用方法が示されているわけではないけれど、座席の前に付いている折りたたみテーブルでオムツ替えをし出す母達。
トイレにはおむつ替えの台が備え付けられているので、赤ちゃんずれの乗客には搭乗の際にしっかりとご案内します。もし座席前の折りたたみテーブルでオムツ替えをしている乗客を見たら、即座に対応させていただきますが、ほとんどの場合その真っ最中ということが多いのでタイミングがすでに遅いんです。座席で交換されるとはまずは匂いが機内で漏れ出し他の乗客に大迷惑、苦情に繋がりその後始末をするのはもちろん私たち客室乗務員。こんなことも私たちの仕事なんです。
8 ウェルカムサービス
サービス品を根こそぎ持っていく◯◯◯人。
私の会社では乗客が全員搭乗し終えた後に飴とウェットティッシュをバスケットに入れてウェルカムサービスをしていました。(乗客が1つづつ取っていけば残りが十分余るほどのたっぷり量の入ったバスケット)
乗客達は遠慮、分け合うと言う言葉が彼らの辞書にはないようで...すごいスピードでサービス品をかっさらっていく姿を見て初めて言葉を失うという本当の意味を知りました。
9 しつけ
子供に注意しない親たち。
機内を走り回る子供、食べ物で遊びだす子供、紙を散らかす子供、大声を出す子供。 子供達の意思を尊重?放任主義?それとも育児放棄?なのか...
10 コミュニケーション
様々な表現方法。
表情、ハンドジェスチャーやボディーランゲージを付けて感情を露骨にだす外国人は感情表現が本当に豊か。
日本人は静かすぎると言われるのも意味がわかります。
1つのハンドジェスチャーでも国によって全く意味が異なるため安易に使うと思いがけないトラブルを招く事も。
驚きの連続がやがて自分の日常になり良い意味で諦められたり、受け止められるようになります。違いを知るというのは楽しいことでもあり、また自分を知るということなのかもしれませんね!
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